外壁塗装を行う場合に注意しなければいけないのは、業者の選び方です。なぜなら、業者の多さとこれにより価格競争のため、安い販売価格で利益を上げるために様々な工夫をしている業者が多く、施工後の品質がまちまちだからです。しかし、外壁塗装の作業には原則が有ります。まず外壁の古い塗装や汚れを丁寧に落した後、壁面のひび割れや傷みを丁寧に修復する所から始まります。
この作業を丁寧に行わないとその後の塗料が均一に乗らなかったり、内部から水分が上ってきて内側から外壁を傷めることになるので注意が必要です。更にこの作業を行った後に、下塗りと言われる、外壁を保護するための塗装を行います。この下塗りも非常に重要で、きちんと丁寧に行わないと雨風や太陽の紫外線から外壁を守ることができないほか、その後の塗装の定着が悪くなります。下塗りの後は中塗りと言って、下塗りの塗料を保護するための塗料を塗り、最後に壁面の色を決める上塗りを行います。
このようにいくつもの工程と複数の塗料を使い分けることで、太陽の紫外線や熱、雨風から外壁を守る外壁ができるのです。しかしこれでは作業の時間も工数もかかってしまうため、工事費が高額なものになりがちです。外壁塗装業者の中には、これらの工程の一部を省くことでコストダウンを行おうとします。その為粗悪な外壁塗装が出来上がってしまうのです。
その為、業者を選ぶ際には丁寧な仕事が評判の業者を選ぶことが大切です。最近ではネットでの口コミやアンケートなどを元に優良な外壁塗装業者のランキングが多数掲載されています。これらを参考にするのも良い業者を見つけるための良いアイディアです。