外壁塗装に使う塗料には複数の種類があります。素材が異なることで耐久性が仕上がりに違いがあります。広く使われている塗料は、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、そしてフッ素塗料があります。これらは一般的な塗料と呼ばれ、そのほかに耐久性だけでなく、遮熱や断熱など機能が付加されている高機能塗料があります。
外壁塗装に使われる塗料の人気ランキングでは、シリコン塗料が一番人気が高くなっています。その理由は、シリコン塗料はアクリル塗料やウレタン塗料よりも耐久性が高いので、長期間美観を保つことができるからです。外壁塗装すると、撥水性が生まれて汚れが付きにくくなるので、劣化がしにくいという特徴を持っています。アクリル塗料やウレタン塗料よりは費用がかかるものの、フッ素塗料や高機能塗料よりも費用が安く抑えられるので、耐久性とコストパフォーマンスのバランスが取れている塗料として人気ランキングの上位に位置しています。
シリコン塗料はシリコン樹脂を素材としているので、600度もの高温に耐えることができます。外壁は太陽の光が直接降り注ぐ場所ですが、耐熱性に優れているので家を守ることができます。シリコン塗料には、水性塗料と油性塗料があり、油性塗料は比較的低温の状態でも硬化させやすいので、空気中に湿気が多い時期や寒い時期でも使いやすい塗料です。水性塗料は主成分が水なので、塗料の臭いが少なく、においが気になる人にもおすすめの塗料です。