住宅についたキズを放置しておくと、たとえそれが小さいものでも住宅に大変な被害が出て、不動産として資産価値も目減りします。そのために普段からのメンテナンスは必要ですが、こまめなメンテナンスでは対応ができないこともあります。こうしたときに外壁塗装などの補修を行いますが、この工事も急を要さないのであれば、時期をみて施工することが大事で、ともかくキズだけをコーキングでとりあえずカバーしておき、そのあと本格な補修するなどしたほうがいいです。というのも外壁塗装はキズなどには効果的な修理方法ですが、時間と費用がかかるものなのでその費用も抑えるために、塗装の渇きが悪い時期など例えば梅雨など湿気の多い時期は避けたほうがいいです。
外壁塗装は一回だけの塗装では効果が薄く、最低でも3層以上塗ることで建物の保全力が増します。この塗装は乾いてからまたその上から層をつくるために塗るので、乾かない内に施工できません。乾かない時期が長いほど、工期がながくなりそれに掛かる人件費は増えますので工事費用に反映してくることになります。この点から夏場の乾燥が早い時期に一気に行うことが工事のしやすさも工事費用にもいいころになります。
外壁塗装の塗料によっては、かなりの速乾性の強いものもありますがその使用は一般の製品よりも割高で機能も劣るものもあるので、早期の工事をせざる得ない場合以外にはやはり工事時期を考えて補修を計画したほうがいいと思われます。